20才を過ぎたら歯周病も要注意!

歯を失う2大原因は「むし歯」と「歯周病」です。

「むし歯」は“歯そのものの病気”ですが、「歯周病」は“歯ぐきと歯の周りの組織は破壊される病気です。

初期状態を「歯肉炎」、悪化した状態を「歯周炎」と呼んでいます。

これらを総称したものが「歯周病」です。

歯周病の主な原因

歯垢(プラーク)や歯石
歯垢とは歯の表面につくやわらかい汚れです
歯石とは歯垢にカルシウム等が付着したものです
歯並びの悪さ
歯並びが悪いとブラッシングが不十分になり、歯垢がたまって炎症を起こしやすくなります
歯が抜けたのにそのままにしておくと、残された歯への負担が大きくなって歯肉を痛める原因となります
悪習慣
鼻が悪かったり、歯並びが悪いため口呼吸となり、口の中が乾燥しやすくなって歯垢が付着するためです
歯は横からの力には弱いため、歯ぎしりも歯周病になる原因の一つと考えられます

歯周病を悪化させないためには生活習慣の改善が不可欠です

糖分(砂糖)ととり過ぎない
特に砂糖が多く含まれているお菓子や清涼飲料水などに気をつけましょう。スポーツドリンクもたくさんの糖分が入っていますよ!

歯ごたえのあるものを食べる
柔らかいものは食べカスが歯につき、プラークが形成されやすいので、気をつけましょう。顎を鍛える意味でも、歯ごたえのあるものをよく噛んで食べましょう!

タバコを吸わない
喫煙者は禁煙者に比べて歯周病にかかりやすくなっています。これはニコチンやタール等によって、血流が悪くなり、細菌と戦う働きが悪くなるからです。

規則正しい生活とバランスのとれた食生活で歯周病を予防しましょう。

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